NHKで放送されている連続テレビ小説「スカーレット」。
戸田恵梨香が演じるヒロインが、信楽焼きの陶芸家となるまでの波乱万丈の人生が描かれています。
視聴率は好調なようですね。
私の地元である、甲賀市が舞台となっており、観光客が増えていて賑わっているようですので、大変嬉しいです。
先日、近所のお菓子屋さんで、その「朝ドラ」にかけた「どら焼き」を見つけたので、試しに買ってみました。
ドラ焼きのパッケージ
このようなパッケージです。
帯の文字を読みやすくしたのが、こちらです。
パッケージの中心には「朝ドラ」と大きな文字が入り、右横に「宮茶を使った 焼き」と書かれています。
一目でピンと来ないかもしれませんが、読み方は「朝宮茶を使った ドラ焼き」です。
さらに、右上には「スカーレット」のタイトルロゴの文字、左上には「ほうじ茶」の文字、右下には「NHKエンタープライズ 承認済」のシールが貼られています。
公式に承認されたお菓子なんですね。
朝宮茶の香りがとても良いどら焼き
袋から取り出したどら焼きがこちら。
家族4人で分けて食べるため、さらに切ります。
どら焼き、というと皮がもう少し黄色っぽいのですが、このどら焼きは黒っぽいです。
これはどら焼きの皮に「ほうじ茶」が使われているからです。
滋賀県甲賀市・信楽はお茶の名産地としても知られ、信楽の朝宮周辺で栽培される朝宮茶は、宇治(京都)、川根・本山(静岡)、狭山(埼玉)と共に、日本の五大銘茶に数えられています。
食べると、ほうじ茶の香りが鼻を抜けていきます。
その香りは絶妙で、強すぎず弱すぎず、とても良い加減になっています。
ほうじ茶が苦手な方でも食べられると思いますし、好きな方にはタマラナイでしょう。
あんこは上品な甘さで、皮のほうじ茶の香ばしい香りと相まって、非常においしかったです。
「朝ドラ」のパッケージを付けただけ、というお菓子が多いのですが、このお菓子は、スカーレットの舞台となっている信楽のほうじ茶を使い、あんことのコンビネーションで絶妙な旨さとなったどら焼きになっており、「朝ドラ」の関連商品としてふさわしいでしょう。
ネーミング・パッケージのデザインも良いので、観光のお土産として非常に良いと思います。
菓子処・菓子長
このどら焼きが買えるのが、菓子処・菓子長(かしちょう)さん、です。
甲賀市内に数店舗あります。
本店には広い駐車場がありますし、そこから数分離れたフレンドタウン甲南にも店舗がありますので、車で簡単に行けます。
近く(車で数分)には「忍術屋敷」もありますので、スカーレットの信楽に来られた際に、もう一足伸ばしてみてはいかがでしょうか?